お久しぶりです。2年と少し振りのブログ更新になります、バイブです。
共同執筆者として参加しているブログなども他にあるのですが普通に内容が終わっているのでここに書くことにしました。下品な話が苦手な人は見ないでね。
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~始まり~
テッグ(これはTENGA EGGの略称です)購入した
— 凍結された (@viveisdead) 2021年1月17日
安価なカロリーを求めて普段のようにMEGAドンキを徘徊していたのですが、買い物かごにトーマスガムとカルピスソーダの缶が3本入ったところで突然普段と違った"行為"を行いたくなりそのまま18禁コーナーに直行、TENGA EGGを購入しました。僕にとっては人生で初めての"そういう"アイテムの購入になります。エッグをカゴに入れた瞬間からドキドキが止まりません。
TENGA EGGを購入した理由としてはただ単にオナニーに500円以上使いたくなかったため。複数回購入できるタイプのものを購入すれば回数あたりの単価は下がるのですが「性欲の象徴である醜いシリコンの塊を部屋に置いておくのはちょっと嫌だな」という矮小なプライドからやめにしました。
購入したモデルはWAVY、一番人気だそうです。
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~実践~
いい感じに「高まって」きたところで開封、使用の準備をしていきます。
製品の裏を見ると「本品はジョーク商品ですので、その他の目的でご使用された場合の責任は一切負いません。」と書かれていました。オナニーってジョークだったんですね。
成人男性がシリコンの塊に腰を振っている姿は客観的に見たらだいぶ滑稽なのでジョークであながち間違っていないのかもしれません。
説明書と動画(ちゃんと「TENGA EGG 使い方」で検索しました)通りにホール内に付属のローションを注入し使用を開始していきます。
最初ブツがホールにうまく入らなくて3分ほど悪戦苦闘していたのですがどうにか挿入を完了、いよいよ楽しい時間の始まりです。
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あれ?
いざ動かしていくとブツがものすごい違和感に襲われます。全然気持ち良くない。それどころか痛い。
気持ちよさはあるにはあるのですが、陰茎を口径の小さいリングに無理やり通したり引き抜いたりするかの如くの不快感がそれを圧倒的に上回り、先端は雑巾で擦られているかのような痛みすら感じます。
頑張って動かしても一向に気持ちよくなる気配はなく、それどころかどんどん痛みだけが増していきます。行為を始めてから5分ほどで左手のTENGA EGGはもはやオナホールではなく僕の陰茎を喰い散らかすモンスターに豹変していました。
一般的にはとても評価の高い商品なのでTENGA EGGが僕の陰茎を喰い散らかすことなどあり得ません。試行錯誤を続けるのですがこの怪物は凶暴性を増すばかりです。
時間は約15分経過、ここで僕はある一つの結論に至りました。
「ローションが足りないのでは?」
しかし僕がこのようなおもちゃを購入するのは人生で初めて。最初のローションを使い切ってしまったので僕の手元にローションはありません。これは使い捨て商品なので一旦行為を終了して後日ローションを手に入れてから再挑戦というのも憚られます。僕は悩んだ末に「ローション 代用」でGoogle検索を開始しました。
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インターネットの力を借りた僕は2つの答えを手に入れました。
①片栗粉と熱湯を混ぜて冷ますとローションになる
②オリーブオイルはローションの代用品になる
①はあまりにも面倒だったので僕は②を実行に移すことに決めました。
オリーブオイルを自慰行為に使うなんて正気の沙汰ではありませんが僕は既にTENGA EGGに500円を支払い、なんなら苦痛まで味わっています。ここで引き下がる訳にはいきません。
ちょっと前まで「性欲の象徴である醜いシリコンの塊を部屋に置いておくのはちょっと嫌だな」なんて言っていたプライドも投げ捨ててTENGA EGGにオリーブオイルを注いでいきます。
そして意を決して二度目の挿入を開始しました。
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マジで無理でした。普通にあり得ないです。
オリーブオイルを作ったイタリア人の呪いか陰茎を喰らうモンスターはいよいよ凶暴さを増し僕のプライベートスポットはもうメチャクチャです。最後の方は気持ちいい云々よりも「これでギブアップしたらいよいよ人間として終わりだぞ」という強迫観念が勝っていました。暴れ狂うモンスターに白旗を振るかの如く委縮する僕のブツを励ましながら戦闘を続けていましたが陰茎が真っ赤に充血して痛みに耐えられなくなったところでついに断念、30分以上に渡る僕とTENGA EGGという名の怪物との死合(ですまっち)は幕を閉じました。敗けたのです、僕は............
ちなみに最後にダメ押しでボディーソープ(これも紹介されてた)を試してみたのですが普通に傷口に塩を塗るのと同じでした。本当に痛くてインターネットなんて滅びればいいと思いました。
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~終幕~
結局その日は自慰行為どころではなく、僕のブツから手を離してすっかり大人しくなった彼女(TENGA EGG)どころか僕自身の左手とも何も起こらないままゲームセット、大いなる存在に蹂躙されて深い傷を負ったもう一人の僕を庇いながら現在記事を書いています。
ローションが足りなかったから?僕が仮性包茎だったから?そもそも使い方が間違っていたから? 僕のオナホールデビューが凄惨たる結果に終わった理由は結局謎のままです。
ただ一つ確かなことはTENGA EGGには何の罪もなく、僕がヘタクソだったから気持ちよくなれなかったということだけです。インターネットのレビューはあんなに良かったのにどうしてこうなってしまったのでしょうか。
「TENGA EGG」の「EGG」とはオナホールですら童貞卒業を果たせない、まだ卵の殻を割ってひよっこにすら成ることができない僕のことを形容したものだったのでしょうか。本当に恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
しかしここで諦める訳にはいきません。僕は歩み続けます、オナホール童貞を卒業するその日まで―――――――――――
陰茎をボコボコにされてそのまま捨てるのも惜しかったので最後に一回被って捨てました。宇宙飛行士みたいでかっこいいよね。
おわり